翌日……
「またカイルのやつ……」
お父さんの声で僕は起きた。父親がいつもより大きく見えた。サップマンクの姿をしているから当たり前と言えば当たり前なのだが……
「なんか一匹多いような、まあいっか、こいつも送るか」
「キィ!」
状況はあまりよくなかった。
「キィ~! キィ~!」
僕が父さんの息子だと訴えようとしたが、通じることはなかった。
この日、僕は強制的に家を出ていく羽目となった。
あれから半年がたつ。
人間からサップマンクになったんだから、すぐに処分されてしまうだろうと思っていたのだが、小さいころから良くサップマンクを追いかけていたため、道を覚えてしまったから処分は免れた。
「あっ、サップマンク」
今僕はある少女に手紙を渡していた。
「私に?」
少女はすぐさま封筒をあけた。どうやらバースディカードのようだ。彼女のうれしそうな顔を見ると、僕もうれしい。
「ありがとう」
少女は僕のことをなでてくれた。
“こんな生活も悪くない”
と思う今日このごろ……
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